令和5年 第25回米・食味分析鑑定コンクールin津南

今年もうちのコシヒカリは金賞でした。もちろん国際総合部門で。

今年の大会の特徴はコシヒカリ対ゆうだい21との戦いの模様となりました。ゆうだい21の大粒で粘りのある特徴はコンクールで勝つには好条件。おまけに今年の猛暑は全国的にコシヒカリの出来に悪影響。

にもかかわらず、和仁農園はコシヒカリで堂々の金賞獲得。ゆうだい21の出品はコンクールに勝つ近道かもしれませんが、普通の消費からみればコシヒカリの重要性は王道。

全国の様々な地域が新規ブランド米をPRしているが、高品質のコシヒカリが作れなくなったからその生き残り戦略としての新品種発売ではツマラナイ。

画像の赤い法被が物語るように、飛騨は金賞獲得できる超ハイレベルのコシヒカリがボコボコ作れる産地であることを強みに、行政やJAが本腰入れて飛騨米が全国区になるよう尽力いただけるよう切に願ってます。

高山市立本郷小学校の田植えが無事終わりました。

2023年5月24日、高山市上宝町 本郷小学校の田植えを一緒に行いました。

今年は手植えも行い、児童にもあの「にゅるっ」とした田んぼの感触を味わってもらいました。

高山市立本郷小学校

腰を低くして、バランスを取りながら、手早く進めていく様子は本当に頼もしかったです。

時代が進んでも、昔ながらの手法から学びを得たり、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんと同じ体験を共有できる喜びはかけがえのないものです。

 

そのあと、従業員がそばについて田植え機の運転席に座って運転の体験をしました。

機械だととても早く、みるみるうちに植わっていくので、その違いやありがたみを感じていたようでした。

高山市立本郷小学校 田植え

遠くからみてもまっすぐに綺麗に植え終わり、見事でした。

高山市立本郷小学校田植え 遠くから

きっとおいしいお米ができるに違いありません。

今年も新潟県津南町で行われる第25回「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」にも出品される予定とのことで、

一緒に成長を見守っていきたいと思います。

【ご報告】金賞受賞いたしました!

12月3日(土)長野県小諸市で開催されました「第24回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」(主催:米食味鑑定士協会)において、

コシヒカリ「黄金の煌き(きらめき)」が金賞を受賞いたしました。

今回で通算11回目の金賞受賞です。

 

米コン金賞

 

毎年5,000点前後出品される我が国最大級のこのコンクール、国際総合部門の金賞は、

20名程度にしか授与されない大変栄誉ある賞です。(今年は5,280検体が出品されました。)

 

「感動するほど美味しいお米を作りたい。」という情熱を燃やし、

お客様のところへ真心こめてお届けさせていただたくことを想像しながら日々努力してまいりました。

そして何より、温かく見守ってくださった地域の皆さまや実際に召し上がっていただいたお客様からの心温まる励ましのお言葉でここまで頑張ってくることが出来ました。

 

 

 

 

お力添えをいただきました皆さま、本当にありがとうございました。

 

これからもこれに甘んじること無く、おいしいお米づくりに励んで参りたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

カメムシの出没と降雪予報

師走に入り、急に寒くなってきました。

昔からカメムシが多いと、降雪量が多いと言われてきました。

今年の上宝町見座地域は例年になくカメムシの出没が少なかったのですが、

気象台の長期予報では例年並みか多いとなってきました。

 

果たして、どちらになるやら・・・?!

 

雪が少ない方が楽ですが、暖かい部屋から雪景色を眺めるのは風情がありますね。

 

雪景色

(2022年3月7日撮影 上宝町見座の雪景色)

令和4年産 飛騨コシヒカリ「黄金の煌き」伊勢神宮奉納無事終わりました。

11月7日(月)、今年も晴天に恵まれ、和仁農園コシヒカリ「黄金の煌き」を伊勢神宮に奉納いたしました。

伊勢神宮奉納米

この飛騨コシヒカリは、お米パンやスイーツ、五平餅にも使用されております。

 

今年も伊勢神宮へ奉納させていただきました。

11月6日(土)、和仁農園コシヒカリ「黄金の煌き」を伊勢神宮に奉納いたしました。

isezingu2021

 

このコシヒカリは、CAFE’&SHOP和仁の蔵でも召し上がっていただけますし、

和仁農園お米パンやスイーツの原材料にもなっています。

 

 

稲刈りが終わると・・・

稲刈りが終わると、ホッとするのもつかの間、

直ぐに堆肥の散布が始まります。

堆肥散布1

和仁農園全体で800トンほどの堆肥を散布いたします。

この堆肥の効果が高い食味につながります。

堆肥の散布が終わるとすぐに耕起して冬を迎えます。

雪の下で微生物が春を待ちます。

 

獣害柵が完成しました。

無事刈取りが終了した稲WCS(ホールクロップサイレージ)を

獣害から守るために、柵を設置しました。

 

稲WCSとは、稲の実が完熟する前に実と茎葉を一体的に収穫し、乳酸発酵させた飼料のことです。

 

牛さんは、穂が出てまだ実が柔らかい状態で醗酵させたエサを好みます。ですので、穂が出てから2~3週間程度のうちに収穫します。

 

せっかく美味しい状態での刈取りが完了し、きれいにラッピングしていても、獣たちが発酵のにおいにつられて荒らしてしまいますので、その対策として今回の柵を設置しました。

 

これで少しは安心です♪

 

直播ミルキークイーンの刈り取り

主食用米「ミルキークイーン」品種の刈り取りです。

このミルキークイーンは、通常の田植え機で苗を田んぼに植える移植栽培とは異なる「直播栽培」という栽培方法にて育てられました。

「直播とは」
直播とは、水田に育てた苗を植える従来の方法(移植栽培)に対し、水田に直接種籾をまいていく栽培方法。これにより育苗、田植えの省略により稲作の大規模化・低コスト化・省力化のためのキーテクノロジーとして、特に有望視される技術である。

 

本郷小学校 環境調査への協力を行いました

本日、高山市立本郷小学校4年生の課外授業「ほたるの里の環境調査」が行われました。

 

まず、神岡衛生社の方から汚水浄化の仕組みを説明していただき、見座浄化センター施設の見学を行いました。

 

環境調査1

見座浄化センター

見座浄化センター

次に、高原川・双六川合流付近の川へ移動し、水生動物の調査ということで鮎の放流・昆虫の捕獲と名前、分類調査しました。

川の水を採取し、和仁農園倉庫に移動です。

 

水質検査

試験紙等による反応検査や透視度をよーく見て、勉強しました。

 

水質汚染防止のために家庭で出来ることも一緒に考え、ふるさとを守っていく意識を皆で高めているようでした。

 

いっぱい勉強した後は、お楽しみ?の「和仁の蔵」での昼食です。

感染予防にしっかり間隔をあけて座り、カレーとポテトサラダ、おまけのから揚げをみんなで美味しくいただきました。

 

子供たちのキラキラする笑顔を見て、私たちもいーっぱい元気をもらいました♪

 

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